日の出/認知症(ヘルス情報)

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365回/年

 10年で3650回の日の出を迎える。あと12年で80歳になってしまう。それは、過去10年を振り返ってみると、あっという間のことになる。そんな覚悟の必要性を強く感じる。

 日々、認知症や統合失調症、うつ病などをかかえ、寝たきりになっている高齢者をたくさん診ていると、なぜこうなってしまったんだろう、と考え込んでしまう。


 脳内における炎症が原因。そこまではわかっているのだが、その炎症が起きる原因は? 例えばアルツハイマーは食後高血糖(食べ始めてから約75分の血糖が140以上)の存在と、生活環境の『カビ』の存在が加わることが誘因になるらしい。

 カビの毒については:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/kabidoku/kabi_iroiro.html

 カビについて、真剣に考えておく必要がある。認知症は約30年の仕込み期間があると言われている。70歳で発症した方は40歳から準備状態に入っていた可能性が高い、というわけだ。

 湿度の管理はオーディオ機器のため、もあるが自分を含めた家族の将来を考え、合理的な対策を検討していただきたい。


 ベースにはリーキーガット、慢性副腎疲労があると思った方がよく、副腎機能の確認はしておいた方がいい。これには迅速ACTH負荷試験が必要。内分泌科で相談してほしい。3割負担の方で4000円前後で受けられるはずだ。
 多くの人が逆流性食道炎(胸焼け、胃酸過多)の治療でだらだらと処方されているPPI、プロトンポンプインヒビター(タケプロン、パリエット、ネキシウム、タケキャブなど)に副作用として認知症があることがあまり知られていない。注意してほしい。昔からあるH2ブロッカー(ガスターやファモチジン)の方が安全で即効性もある。漫然と服用せず、胸焼けや胃痛がある時のみの服用としてほしい。




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