ファイナルアンサー

 均衡の向こうに



 オーディオ的純度と凝縮された〈思い〉。
 響きのバランスが整い純度が上がってくると、エントリークラスからトップエンドに駆け上がりたくなってくる。
 身を削って得たお金をかける対象の選択はいよいよ厳しくなってくる。総合的な完成度、洗練度、そしてデザインの観点から出した結論はYAMAHA。
 打ち上げ花火のような存在はもう目に入らなくなっている。上品で慎ましく、知的な清潔感を湛えた血筋の良さ……


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