うわっ……

 アナログのディープな世界


 さて、最初に何をかけようか──と思案し、目に入ったこのアルバムに手が伸びた。ジャズ評論家、油井正一氏のラジオ放送での解説を思い出す。


 彼の軽妙酒なトークでジャズのあれこれに触れることができた。このサウンドはやはりアナログLPならではの質感。ねばっこく、濃密。そう、濃いのだ。ずっしり重い。


 エントリークラスのアナログプレヤーだが、なんの不満も感じない。ブラインドで聴いて判別できる人は──地獄耳の故・井上卓也先生くらいか……

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