Above & Beyond 6/7

 Anjunabeats Volume 6/7


 まさにTRANCEの王道をいく洗練練されたアルバムをリリースし続けてきた Above & Beyond を久しぶりに聴いた。いや、JBL4343で聴くのは初めてだ。

 極上の CLUB SOUND。2405と2420が放射するシンセサイザーシンバルが美しい。音響レンズは絶対に外さないほうがいい。張り詰めたバランスをキープする美しいデザインが一気に崩壊してしまう。

 マイクを使用しないダイレクトなライン録音の長所が際立つ再生音だ。dbxのダブル使用で、低域はシングルアンプでも十分コントロールされ、キレのいい、エッジ感とクリアな2121の中低域が際立ってくる。中の大という感じの音量なので近隣に抜けやすいい低域をローカットフィルターでスパッと切っているが聴感上の不足感が出にくいコントロールとしている。



コメント