夏の空

 秋の気配はまだまだ

　このところ、静かな日々が続いている。以前は、週に一度くらい、ひっきりなしに米軍の戦闘機をはじめとする軍用機が飛び交うという日もあった。

　新しい職場は定年なしの常勤で当直や日曜の日直はあるものの外来数もこれまでのような殺人的な数ではない。入院患者は多いが、積極的な治療を要する難しい患者はほとんどおらず救急車も来ない。ストレス・フリーの環境。年俸も上がりラッキーだった。これからやってくる時代の転換点の荒波を乗り切る準備は固めてきたが──さあ、どうなるか。

　チンタラやってきた執筆作業にも集中して、２作が完結した。そしてさらに２作が70％まできた。真剣勝負である。

　手元に入力・コントロール系を置きアンプは床に設置、リモコンで操作している。気になるところがあれば瞬時に対応できるその繰り返しでコントロールのコツ、技術が自然に高まっていく。諦めずに続ける──継続は力なり、ということなのだろう。