想定外の帰結/音場というメタバースな世界

 あるいは当然の結果?


 スピーカー・システムが頭の中にあった理想と思われる形に落ち着いた。これがきっかけになって、これまでの考えが一気に陳腐化して激しい新陳代謝の洗礼を受けることになった。

 『オーディオはスピーカーで決まる』という格言はやはり真実だった。ただし、条件・付帯条項がつく。SR−PAの現場と同じコントロールをするという前提があれば、だ。そこさえクリアできれば……    これが絶対条件。という結論を持って本サイトは完結かな、と思う。イコライザーの多段重ね仕様について細かく書こうと思っていたが時間の無駄、馬の耳に念仏という結論に達した。



 大音量再生でも揺るぎない安定感と決して刺激的な煩さの出ないサウンド楽しめる。数日中にCDプレーヤーもブラックの最新モデルが到着するそうだ。

 先入観を配して、謙虚に聴き入ってみれば…… 


 これでなんの不満もない。それどころかピアノの響きが妙に綺麗でさすがYAMAHAだなぁ、などと妙な感心をしてしまう。シンプルで部品点数も少ないだろうから意外とフレッシュでクイック、軽妙なサウンドだ。スピーカーが巨大なのでアンプまで響きが重くないほうが結果的に良い結果に結びつくのか、という気がしいた。


 最近読んだランがーの1956年の改訂版は素晴らしい。女性の感性がなければ書けない世界だ。

 


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