JBL4343
親友の指摘は正論
これは某クラブでの使用例だ。4343はなんとウーファーから上のバッフルを回転させることが可能なのだ。こうすることで、ウーファーの位置を耳の高さに設定できる。この状態で壁に埋め込むのがJBL4343のメーカー指定の使い方。つまり、設計者が意図したスタジオでの推奨セッティングだ。初期の4343は家庭での使用はまったく考えられていない。ここがポイントである。
超有名なジャズ喫茶の◯◯のJBLもダブルウーファーの入ったエンクロージャーは床から持ち上げた頑強な棚にセットされ、底板を外し、その棚を追加エンクロージャーとして容積を拡大していた。
我が家では、そうした改造は困難で、また4343のスレンダーなデザインに惚れ込んでいる者としては横位置での使用には惹かれない。一番の解決策はサブウーファーを天井に近い位置にセットするという、ハイエンド・クラブのセッティングを真似するしかない。
そのうちSRX835が1セット追加になればバーチカルツインでウーファーは床から2m以上の高さになるので、その時にウーファーだけ鳴らすということでも対応できる。
シンプルなスピーカーシステムでこの低音を狙うなら、ウーファーは耳の高さ以上、そしてユニットが小さく見える大容量のエンクロージャーが必須となる。これ、どうすることも出来ない物理現象なのだ。
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