大音量で生きるコンパクト

C70 のトーンコントロール



 今夜は、SPLとC70のトーンコントロールの組み合わせでサウンドコントロール。


 部屋を薄暗くして、ボリュームをグイッと上げる。


 リスニングポイントで低音が出過ぎるのでこのくらい絞り込む。トーン回路を通すことで一層マッキンの濃厚な艶が乗ってくるから楽しい。オーディオ的に音が劣化する? そういうマニアチックな聴き方はしていない。音楽を『信号』として聴かねばならないこともある。が、普段は音楽として聴く。その方が幸せだ。オーディオ・マニアと呼ばれる方とのお付き合いを絶っているのは話の接点が見出せないからだ。例えば、スピーカーとアンプの組合せで音が決まってしまうと言うスタンスにはついていけない。わたしの場合、SR−PAエンジニア的視点からのサウンドコントロール、オーディエンスからお金をいただく責任感、にスリルを感じている。シアターサウンドは巨大なスピーカーをハイパワーアンプでダイレクトにドライブしている訳ではない。そこには、複雑なサウンドコントロールシステムが組み込まれている。そこ、そこを制することに喜びを感じる。だから、オーディオ・マニアではないのだと思う。類友で、わたしの周囲にはいわゆるピュア・オーディオをしている人はいない。皆さんしっかりコントロール機器を駆使して、『音楽』を鳴らされている。イコライザーやスピーカー・マネージメントシステムを使わないという、プロの現場ではあり得ない構成の世界には何の興味も湧かない。これが正直なところだ。どんな音が鳴っているのか想像できてしまうからだ。





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