初代ユーノスに乗っていた頃

1989年


 あまり思い出したくはない、人生の泥沼時代の愛車。馬鹿げた武勇伝……    ルート246、夜のシグナルグランプリ。相手はトヨタ・セルシオ。二回連続で勝ち。三回目、なんと右の車線にいたセルシオはこちらの進路を塞ぐように前にかぶさってきた。よほど悔しかったのだろう。すると、左に停まっていたタクシーがグッとさらに左によけてくれ、こちらのロケットスタートの進路を作ってくれたのだ。👌サンキュー! で三回目もこちらの勝ち。なんと言ってもマニュアルで、しかも車重が軽いのだ。パワー・ウェイトレシオという概念をセルシオさんはご存知なかったようだ。あの車重で勝負に勝ちたければノン・ターボなら6000cc以上の排気量が必要だ。AMGみたいに。

 馬鹿げた思い出。この頃は夜な夜な箱根のワインディングロードに走りに出かけていた。それは孤独との戦いだった。あの頃のメインスピーカーはアポジー・ディーバだ。ま、その話はもうよそう。




 あれから30余年、老人と呼ばれる年齢になった。さすがにもう二輪は……
 試乗したロードスター、血が騒いだ。進化とともに重くなったボディの軽量化を果たしていた。200キロの減量はすごい。余計なものがつかないベーシックモデルが魅力的だ。




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