何を今更
……ホーンユニットの『タメ』
SRX−835のサウンドはこの流れの延長上にある、ということに気づいた。ウーファーと中域ドライバーがダブルではなくシングルでホーンのサイズが小さいものの、構成や背景、用途が重なっている。一瞬のタメがあって音が叩き出されるような、激しいエネルギー感のあるホーンユニットのサウンドが懐かしい。
沖縄に転居する直前の、このシアターサウンドは凄かった。やっぱり、最後はシアターアレイかな…… ゆったりした大河のような響きから、目の前で爆発・炸裂するような表現までこなす。シアター用システムを家庭の距離で聴くと、激しくデフォルメされたニアフィールドリスニングに等しく、音の津波に飲まれる感じになる。
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