O.47μF のC で

 アッテネーターを使いたくない


 前回は ムンドルフ2.20μF のコンデンサーだったためクロスオーバーが9000Hz と低めで、ユニットの能率があまりにも高いせいで SPL Passeq で大胆に高域を落とす必要があった。今回は実験的にCを同じムンドルフの0.47 μF とし、クロスオーバーを約43000Hz まであげ、SPL で強引に高域を落としたり、アッテネーターを挿入することなく強力なスーパーツイーターを繋げることに成功した。前回は、まったく合わないと即元に戻したが、今回は Passeq の微調整で浮き上がらずシステムに同化させることができた。これで、金粉が散乱するようなド派手な印象は影をひそめかなりおとなしくなった。

 それでも独特のテンションの高い、強いエネルギー感はキープしておりホーンタイプのサウンドが欲しい気分の時はこれ、ということにしよう。エッジ感のはっきりしたシンプルでわかりやすいサウンドが欲しい時は JBL に、とツイーターの変更で楽しく遊べる。

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