Nelson Pass

 一歩間違えると……


 Aクラス30W。まず輸入元エレクトリのサイトから引用:

  • 周波数特性の広帯域化:100kHz-3dBの高域特性
  • 低歪:1watt出力時0.05%の歪率
  • 十分なAクラス動作域:4Ω 30Wの最大出力ながらピーク50WでもAクラス出力が可能
  • 単純な回路構成:増幅回路は入力端子から出力端子までの音楽信号の通る増幅回路にキャパシタやトランスを介していません。片チャンネル2個のJFET、2個のMOSFET、4個の抵抗だけで構成されています。
  • 最低限のフィードバック:少量の正電流帰還(positive current feedback)をかけることによって回路を安定させいます。熱歪とDCドラフトが安定し、出力段の動作の無変性(増幅率や歪率、過渡特性などが帯域により変化しない)を追求しています。
  • 電源部:DAC、PC など外部機器が発生する高周波ノイズからの影響を排した電源部を採用しています。

部品が、少ない

 なんというシンプルさだろう。もう、これ以上は一個もパーツを減らせないという極限か。こういう極端なことをするのがパス翁だ。

 もはや仙人の域に至っている? 一歩踏み外すと、ちょっと病的な雰囲気のサウンドになりかねない、そのギリギリ感がいい。パスの音は、ツイーターに例えるとリボンツイーター。かすかにパウダー調か。


 スレッショルドのフォノイコライザー、この音は忘れ難い……



 迷う。が、やはり……


 これか……    う〜ん……やはり、プリ+パワー=パス、というこれしかないかな。


 となると、フォノイコもか……


 きついなぁ(笑)。



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